〜 アウトドア・アクティビティ中にクマと遭遇しない方法と遭遇してしまったときの対処に関する個人的な勉強まとめ〜
2024 年 07 月 25 日 更新
2024 年 07 月 21 日 更新
2022 年 07 月 04 日 作成
近年本州各地においてツキノワグマの出没件数が激増しており、ときにより人的な被害が発生している。特に筆者が旅行先に選ぶことの多い上高地においては 2022 年の山開き以降毎日のように大正池から横尾にかけてツキノワグマが目撃されている。
現在のところ上高地での人的被害は 2020 年 8 月 8 日に小梨平キャンプ場で女性キャンパーが被災した熊害と2023 年 9 月 27 日 に梓川右岸の遊歩道でインバウンド旅行者がツキノワグマと出会い頭に遭遇して被災した熊害の 2 件が発生している。また 2024 年 7 月 23 日には上高地から少し前穂高岳に登ったところにある岳沢小屋のテン場の無人のテントがツキノワグマに荒らされ食料が奪われるという事案があったことも記憶に新しい。
小梨平キャンプ場での事案では幸いにして被災した女性は軽傷であったが、梓川右岸のインバウンド被災者の事案では被災者は重傷を負っている。岳沢小屋テン場の事案では無人だったため人的被害はでていないが個体がいわゆる餌付け個体になってしまっていると思われ事態は深刻である。
そもそも上高地全域がはるかに昔からツキノワグマの生息地であることから、上高地散策時にツキノワグマと出会い頭に遭遇し、被害を受ける可能性が絶対にないとは言い切れない
そのため筆者は上高地ならびにその他山岳リゾートにおいてツキノワグマ、北海道においてはヒグマとの遭遇を避け、遭遇した場合に人とクマがともに有害体験をすることなくやり過ごすこと目的に学習を進めている。
本サイトはそれらの学習において得られた知見等をまとめ、実際の旅行時にクマとの事故を避けられるようになることを目的にしている。
本サイトの記述は 2022 年 6 月 30 日時点で集めることができた資料をもとに整理まとめられ、2024 年 7 月 21 日に若干の追記を行った。
記載については以下を原則とするが事情により原則を逸脱する場合がある。
このサイト内の地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。なおこの地図を複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。国土地理院の長の承認を得ることなくこのサイトで公開されている地図のスクリーンショットを撮る行為、コピー、ダウンロード、複製、改変、その他は測量法違反行為となる。違反行為が発覚した場合、しかるべき法的機関に通報することをここに明記する。